クリックで格納庫へ服を描くのが面倒になっただけなので、気にしないで下さい(笑
それにしても猫娘は赤面が似合うよね。ね?
鬼太郎は積極的に赤面させればいいと思うんだ、ぼかぁ。
さて、先週末。
山好き義父の趣味に付き合い、家族で蛍を探しに行く。
車を一時間走らせて、夜の山郷に着く。
そこはどういう処かというと、里山が目の前に迫り、麓の祠から泉が湧いている。山からの湧水を引き込んだ水田が広がっている。間を埋めるのは、藪と何本もの小川と溜池。思い出したように民家。
街灯が一本も点っていない農道を懐中電灯の明かりを頼りに進む。ここの夜は深い藍色をしてて甘く湿っている。
何処も彼処も湧水の甘い匂いがする。草いきれの青い匂いがする。泥やら土に含まれる生臭い生命の匂いがする。
蛙がうるさい。大音量のハーモニーが、月の無い空へ螺旋状にうねり昇るのを感じる。
用水路では雑多な水棲生物が密やかに暮らしている。
そんな具合に寄り道を繰り返しながら蛍を探して歩くうちに、私達は、古い墓地に迷い込んでしまった。
苔生した古い墓石と角を光らせた新しい墓石が混在し、卒塔婆が独特のシルエットを作っている。
私達は、みんな夜の中に居て、夜よりも暗いのだ、と気付く。
遠くに寺の瓦屋根が見える。
「お墓は怖くなんかないよ。」と、年寄りが幼児に言い聞かせる。
小さな彼はもとより怖がっていない。
彼は、こんなにも生命に溢れた不可思議な闇夜を経験するのは、生まれて初めてだ。
鬼太郎達が運動会をするのは、きっとこんな墓場だ、と思った。
で、結局、蛍は見つからなかった。
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