2010-03-30

猫娘について

原作『地上絵(ナスカ)の秘密』で、猫娘はねずみ男に「お前、天使として召されなかったんか」と、言われる。
お前は醜女であると突きつけるかような台詞に、まことにアッサリとナスカ猫娘は
「そんなことよりあたしゃこのニオイにひかれるのよ」と言い切って鯛に齧りつくのだ。

原作においてはひたすらに地味な存在で、ファンの間ではそれぞれ別人でないかと言われる猫娘が、寝子やみどりの「私はそれをがまんできない。」という台詞をキチンと引き継いでることに驚かされる。
これは猫娘のアイデンティティを考察する上で非常に重要だと思うのだ。

みどりや寝子の頃…つまり人間だった頃の彼女が、魚と鼠と血を好む醜い化猫娘となり、その欲するところを満たすまでは元の姿に戻れないという呪い(あるいは奇病)は、美しく心優しき少女にとって絶望だったんでないかなと想像する。

その運命を受け入れ誇りとするには、彼女なりに妖怪らしい生活と研鑽の積み上げがあったのではないかと妄想する。

2010-03-29

朝ドラ

『ゲゲゲの女房』に間に合いました!
朝ドラをこうまで積極的に見るってのは『ちりとてちん』以来です。あの時は何となく見たら(田舎で年寄と同居だと朝は自動的にNHK)面白かったのですが、今回は初手からスタンバってます。初めてかもしれない。

それにしてもヒロインの地味加減が四期猫娘と重なってしまいます。
ええ、もちろん勝手な思い込みなんですが(笑)

2010-03-26

今日は猫に怒られました

彼女が散歩に出たのを忘れて私も戸締りして出かけたのです。
したら雨。
帰宅したら玄関ドア前で猫が「み"ゃ"ー"!(ゴルァ!)」と、咆哮。
ご機嫌取りに出した高級キャットフードも「あむぎゃるるるぅぅわ」と文句言いながら食べてました。
久し振りにあんなに怒られました。
申し訳ない気持ちと、激怒する彼女も可愛いと思う気持ち。

ゲタ吉も猫ちゃんに怒られた時に、こーゆー気分だったらいいなぁw

2010-03-09

気がついたら

10000HIT過ぎておりました。ありがたいことです。
コレを励みに(モブストライクも先ごろ終了したので)ゲタ吉漫画を楽しんで描こうかと思います。
記念画とか描く余裕無くてすみません。

支部でちょこっと書いたのですが、ウチの猫娘は『怪奇猫娘』のみどりさんが紆余曲折して女子大生猫娘になってる感じです。
どーゆー紆余曲折かというとアニメになったり、原作で寝子になったりナスカに行ったりしてるみたいです。
何度も死んでは生き返ってそのたび更新してるけど、基本的に同一人物という大変にややこしいアレ。
そーゆーことをどんな風に描いたら面白く読めるかなーとか思うです。

そんなこんなでゲタ吉とみどりのおみくじ
この時ほど『怪奇猫娘』を読んでおいて良かったと思ったことはありませんでした。
例えもバッチリです。同じ作者が描いた紙芝居時代からのキャラですもんね。
そして期待を裏切らない味わい深いお付き合いですwwww
猫ちゃんにとってのゲタ吉さんはやはりヒモらしい。

2010-03-02

死人列車


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悲しみも空しさも拒まれたまま、俺は往くのさ。